百人力構想 August 19, 2006
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最近、自分の将来に対するビジョンがまとまってきて「百人力」というキーワードが脳内で自然に浮上してきた。ここ数日はとりつかれているといっても良い状況だ。

百人力とは1人の人間が100人分に匹敵するほどの能力を発揮することだ。この一語で人生の目標になりうる言葉だと思っている。 いくつかの側面から考えた結果、百人力のアプローチで価値ある人生を送れるんじゃないかと期待している。 一番の根幹となるアイディアは、脳の動作から推測される効果的な能力強化アプローチから来ている。

インポッシブル・シンキング』(脳の働き方のクセを日常例中心に説明)と『考える脳 考えるコンピューター』(脳が知性を生む仕組みをメカニックに描いた仮説)という2冊の本を読んで、広範囲におよぶ情報を体系的に身につけることで脳を飛躍的に強化できるイメージを持った。

言う間でもなく脳には沢山の記憶が蓄えられているが、思考や知性とは、格納された記憶をいかに自在に神経回路で接続するかという問題にどうやら帰着しそうだ。

従来、スペシャリストvsゼネラリストという対立軸で上達論の優劣が検討されてきた。深く狭くvs広く浅くの対立と言い替えても良い。

百人力は広く深くを追求する。100人分の記憶、知識を脳内に形成することで、100人分の知能を発揮できるという発想だ。記憶と能力が密接に関係するという脳神経科学の仮説を信じることにする。

従来のゼネラリストはなぜか半人前をたばねたようなイメージで語られてきたが、半人前を前提としているから使えないのだ。使えない記憶、知識をいくらたばねても使えない。

大学に至るまでの教育から得られる知識など半人前にも満たないことは、専門書の類をほんの少し読むだけですぐ分かる。膨大な時間をかけて習得した知識が現実社会の動きを説明できなくなっているし、場合によっては根本的な枠組が塗り変わっていることさえある。 教育システムの効率が悪いために、詰め込み教育を通過したあとでさえ社会人の知識は根本的に不足している。

一方のスペシャリストは20世紀的な人間像であって、スペシャリストばかりで構成された社会になった結果、実にバカバカしい事態が無数に発生している。偏った記憶の範囲で世界を見ると、まさに偏った世界が見える。これがメンタルモデルの威力だ。

各分野の専門家が揃って重要だと言っていること、自分が生きるにあたって関係する事象、人間の生物学的なメカニズムの知識、歴史上の優れた人物が到達した境地、これらを見境なく吸収していくことが、百人力を身につけるための基本的な戦略ではないか、というところまでたどりついた。

直観は無数の記憶を結ぶ神経回路が瞬時に形成される現象だと言われている。 優れた勘(一瞬にして現実を正しく把握できる能力)を手に入れるためには、意外なことに記憶の質を向上し続けることが必要なのだ。 だから百人力は適切な学習を続けることで入手できる能力だと思う。

One Comments
うるめねっと起業Log August 30th, 2006

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